実感がわかない"震災"
- サキ 月詠
- 3月11日
- 読了時間: 2分
今日は東日本大震災。
地震が起きたときはバイトの面接を終えて、実家のリビングで母と妹とくつろいでいた時のこと。
妹と母は座っていて、さっちゃんは寝ころんでいた。
なんとなく船酔いのような気持ち悪さ感じるなと思っていた時に、ふとさほちゃん(上の妹)が「これ揺れてない?地震ちゃうの?」と言った。
そこで初めて横揺れであることに気づき、何となくただ事ではないと誰もが思った。急いでつけたニュースで揺れる画面。大きな波に飲み込まれる車、避難を呼びかけるアナウンス
いまだに思うのだが、実感がわかない
体験してないからあの怖さが理解できない。揺れることの恐怖や津波の恐ろしさはなんとなくや想像でわかる。
ただ、映像を見ても怖いとかそういう感情ではなく、人や建物が流される映像としか認識できず。気持ちがあの映像の恐ろしさから目を背けてしまう。
そこにいた人たちの気持ちを考えると恐ろしい。とても怖い。
ただそれは想像の恐怖でしかなく、本当の恐ろしさを理解できていないと思う。
想像を絶する怖さだろうし、怖いって一言で片づけられる恐怖ではないから
だからこそ体験された方から語られる言葉はとても大切だと思う。
体験した方にしかわからない恐怖。
ちゃんと聞かなければならない。明日は我が身だし、想像の訓練、想像の準備だけでは足りないと思うから。
この日を忘れないためにも、自分たちの教訓にするためにも
これからも震災を語っていってほしいと思う。




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